スポーツの楽しさを体現する昌磨くん

昌磨くんの今季初戦、ジャパンオープンが無事に終わりました
現地で見てきましたよ～
地域ごとの団体戦ではあったけど、相手チームであっても良い演技には盛り上がり、頑張った選手にはねぎらいの拍手。
グランプリシリーズが迫る中出てきてくれた選手、万全じゃない中頑張ってくれた選手、中には急な出場になったのに調整して出てきてくれた選手もいたし、会場内は常に温かい雰囲気でとても楽しかった。

昌磨くんは、相変わらず衣装がキラキラなので遠くからでもよくわかるし、スケーティングは滑らかで、なんかもうただ滑ってるだけで貫録が・・・！
ブラッシュアップされたアリアは、さらにエモくなっていて・・・
昌磨くんの腕の動きって、ただ上に伸ばすのも余韻があるし、くねらせてるのよね。曲線美。
この辺はジュニアの頃の動きに似てて懐かしく、でもあの頃よりさらにうまくなっていると思います。

シニアに上がってからは（宇野昌磨比で）ジャンプ中心のプログラムになってたかと思うんだけど、徐々に表現面にも神経が行き届くようになって、特にここ1年くらいは動きが洗練されてきたなあと。
表現のなかに高難度のジャンプが紛れてる感じ。どっちも高水準なのがすごい。
去年は冒頭のジャンプはまだ苦戦していたし、体力もきつそうだったけど、今年はループサルコウの流れはばっちりだし、終わってもひどく息を切らしてる風でもなく・・・。
確実に進化していて、これからを期待させる初戦になったと思います。
なにより、怪我無く収穫を得て終えられたのが良かった



４Aを跳ぶマリニンくんに対して言った昌磨くんの言葉がとても昌磨くんらしくて嬉しくなりました。

自分が何を目指すべきか、そこに目標があった気がして。 うれしくて、今年1年も頑張れそうだなと思えて安心しました。

今シーズン１年も、一緒に戦っていきたい

なんか一緒にワクワクしちゃったし、現地でもマリニンくんの演技の後は大興奮！

昌磨くんは「ネイサンみたいな圧倒的な存在になりたい」って話してたけど、もし実際そうなったら、昌磨くんは苦しくなってしまうんじゃないかな。。
圧倒的に勝ち続けてたネイサンに対して、
「彼のモチベーションとなるような選手になりたい。同じくらいのレベルで、どちらが勝つかわからないという方が、楽しいと僕は思うので」
と話していたし、昌磨くんは追われて守るより追って挑戦することが好きなんだろう。
年下の選手の技術に興奮して喜び、自分のモチベに変えることが出来るのってアスリートとして強いし健全だと思う。

表彰式後の写真撮影では、昌磨くんとマリニンくんがにこやかに話しているのを見ることが出来ました。
「スポーツとは、真剣勝負の先にある美しいもの」を常に体現している昌磨くんがフィギュアスケート界にいてくれることの幸せを改めて噛みしめる大会でした。

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