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全日本優勝おめでとう! [フィギュアスケート]

全日本選手権無事終わりました。
昌磨くん、難しい調整の中で貫録の優勝、おめでとうございます[exclamation×2]
2週間ごとに試合、しかもモチベーションが上がらないまま臨んだ中国杯、良い練習を積めて成果を出せたのに悲しい採点をされたNHK杯、あまり調子の上がらない中出来るものを出し切ったファイナル、靴が限界な中で一番緊張する舞台の全日本・・・
心身ともに大変だったと思います。
でもいざ試合となったらしっかりその時出来るすべてを出して結果を残し続けてきた昌磨くん。
インタを聴いていると、本当にベテランになったなと。

昌磨くんの頭の中、どうなってるのかな。
昌磨くんて昔から自分の体使って実験してるみたいだなと思っていて。
こういうメンタルで試合したらどうなるだろう?こういう練習してきたらどうなるだろうみたいな。
ずっとトライ&エラーを繰り返して、そのたびに結果を整理して、また新しく考察して、試してみて、の繰り返し。
で、ここ1,2年でその実験結果が頭の中でデータベース化されて、必要な時にそれを引っ張り出してきてる感じ。
こういう氷の状態ならこうする、足が痛い時のジャンプはこうなるからこうする、このコンディションだとこういう失敗をしそうだ、などなど。
しかもそれを演技直前でも判断して構成を組み替えたり、演技中でも得点差を計算しつつ出来る最大限をだそうとしてる。
ものすごくクレバーな戦い方をしてると思う。
昔は練習はいっぱいして、あと本番は気合だ!みたいな感じだったのにね。
公式練習と本番で調子が全然ちがくて読めないって言われてたのもそういう部分かな。
今はほぼ練習の感覚通りの試合が出来ているよね。

それにしてもあの全日本男子フリーの良演技が続いてる中の優勝を狙う最終滑走って見てるこっちは心臓バクバクだったな・・・[たらーっ(汗)]
なのに昌磨くんは草太くんの演技を普通にお客さんになって見てて嬉しそうだったし、演技になれば宇野昌磨の世界を最後まで魅せてくれたし、
と思ったら終わって素になって「セーフ」のポーズ。いつも通りすぎ。昌磨くんのメンタルの在り様はいまだに謎です。

最高の演技が続いたから自分も良い演技をして素晴らしい大会にしたかったというのも昌磨くんらしい。
でも、そういう良い雰囲気の試合になった要因の一つはやっぱり昌磨くんだと思うんだ。
みんなと切磋琢磨する仲間だという言葉、
引っ張っていける存在でと言いつつ偉ぶるところはないし、後輩選手のこともすごく良く見てるよね。
フジ地上波では佐藤駿くんの練習がうまくて「今年くる」って毎年思ってたって話してて。
島田麻央ちゃんのこともジャンプの跳び方や彼女の強みをしっかり分析して話してたし。

少し前に自分はみんなよりはスケート好きじゃないと思うって言ってたけど、いやスケート好きだよね??スケートというかフィギュアスケートという競技が好きなんだよね。
好きじゃなかったら他の選手のいいところとか話せないし、こんな長く続かない。
昌磨くんて、動画とかで見るんじゃなく、現地で生でスケートをみて、刺激を受けたり好きな演技や選手が出来るタイプなんじゃないかな。
だから自分の演技前でも見れる演技は見て刺激をもらってるんだろう。

中2のときから13年連続で出場して10年連続表彰台。ものすごい偉業だと思う。これ超える人は現れないんじゃないか。
ジュニアの時なんてまだ不安定だから出場出来ないことだって普通にあるのにちゃんと結果出して出場しているし、いつも万全で出場できたわけではなく。
18年の練習中のひどい捻挫の時は自分が出ることで全日本という大事な試合を成立させたいという意地を感じた。それだけ全日本って特別な試合なんだよね。
これまでにも全日本を記憶に残るようないい大会にしたい、面白い大会にしたいって何度も話してた昌磨くん。
今年も間違いなくハラハラドキドキの面白い大会になりました。
選手のみなさんありがとうございました。

昌磨くん、試合はもちろん最終日のMOIもキレキレの全力を見せてくれてありがとう。
まずは靴作りだね。どうかしっくりくる靴が早く見つかってうまく調整できますように!

タグ:#宇野昌磨
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強さの原動力は [フィギュアスケート]

グランプリファイナル、すごい試合でした。
昌磨くん、銀メダルおめでとうございます!
おそらく本調子ではない中、今できるすべてのことを演技で発揮できたと思います。
何よりNHK杯に引き続き気迫の後半リカバリ・・・!音楽は静謐なのにやってることは鬼強くてこれが味わえるのは競技だからなんだなと。
でもジャンプは主張しすぎることはなく音楽に寄り添って程よいアクセントになってる。
芸術作品として、でも競技性もあって、という高い水準での両立がショートフリー共に感じられる。

私は両プログラムとも最後のスピンが大好き。ショートは音楽が盛り上がりふっと音が消える様を早い回転をすっと抜いてポーズするところが表現として素晴らしい。
フリーはだんだんゆっくりになる音楽とともに余韻を残して回転を緩め、静かに自分を慈しむようにポーズをとって終わる。
中国杯から少しずつ最後のポーズ変わってるけど、今回のポーズは昌磨くんが自分のスケート人生を大切に胸におさめている感じがしてじんわりとします。


NHK杯後、私は昌磨くんがどんな気持ちでいるのか心配で仕方なく。
頑張ってきた練習を出せた演技がことごとく否定されたような、突然の理不尽な採点。
練習はいつも通りもくもくとしているだろうけど、認められるかわからないジャンプの練習なんてどういう気持ちでやれるの??と。
昌磨くん自身は直近の調子があまり良くなかったのは試合の結果ではないと言ってたので、あまりこちらがあれこれ言ってはいけないかもだけど・・・
でもさくっと切り替えて練習!なんてそんな簡単なことじゃなかったのはわかる。
そんな中、試合に出てきてくれて、笑顔も見せてくれてありがとう。
最後まであきらめず強い気持ちで試合に挑んだ昌磨くんは本当に本当に強いと思う。

昌磨くんの強さの原動力になってくれたのがステファン。
ファイナル出なくていいと泣いた彼の気持ちを思うと胸が張り裂けそう・・・私もNHK杯直後は同じような気持ちになってしまったので。
自分のことで泣いたり怒ったり喜んだりしてくれる人がそばにいるって心強いよね。
ステファンが気持ちをまっすぐぶつけてくれたことで昌磨くんは逆に自分がどうあるべきか落ち着いて考えられたのかもしれない。

ヒーローが何度も立ち上がり強くいられるのは大切な仲間が心のよりどころになっていてその思いに応えたいから。
強い気持ちでやり切った昌磨くんのことステファンは本当に誇らしく嬉しかったと思う。
昌磨くんとステファン、お互いに支えあう素敵な関係だね。

「昌磨の芸術性は、愛から生まれています。彼の周りには、彼を愛し、彼に芸術のオーラを与えてくれる人がたくさんいる」
「昌磨が愛すべき人間であること、そのものが表現になっている現象に、いつも感動させられています」

こんな風に深い愛情と信頼を寄せてくれるコーチが寄り添ってくれていること、本当に幸せだ。
その思いに演技で返す昌磨くん、大好きだ。
また全日本で笑顔の二人が見られますように。

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ファイナルも応援! [フィギュアスケート]

明日からグランプリファイナル。
昌磨くん、今日の練習は調子よく終えられたようで良かった。
NHK杯の回転不足判定に惑わされず本当に良かった。

https://www.nikkansports.com/sports/news/202312060000523.html

僕はNHK杯での演技が素晴らしいものとして見ていただけるように、今後も同じ演技をしたい 回転不足で自分がモチベーションがなくなってとかだったら潔く身を引きますし

スタンスも変わらない。採点については自分の問題として話してると同時に自分のことをゆるぎなく信じているんだよね。

NHK杯後に行われた修造さんとのインタビューもとても良かった。

僕に勝ちたいと思って試合に出てくれたら嬉しいですし、ちゃんと大きな壁になっていたいんです。 簡単に僕が落ちてしまうと皆さんもやりがいが絶対ないと思うんで。ぼくがそうなんで。 ちゃんと壁になれるように全力を尽くしたいと思っています。

かっこよすぎませんか!王者の言葉だわ。
いつもいつもそうだけど、昌磨くんはこちらの何歩も先をまっすぐ歩いていて、みんなを引っ張っていく船長だと思う。
ただ引っ張ってくんじゃなくて、よりみんなが笑顔になれるような方向に連れて行ってくれる。
昌磨くんの中にぶれずに信じられる確かなものがあって、謙遜はしても卑下はしない、考え方が常に健全なところ、それが信頼して応援出来る理由の一つかなと。

今回いつも以上に引きずって試合のこと考えられなかったときもあったけ、昌磨くんのおかげでまた試合が楽しみになってきたよ。
全力で応援します!!

でもあのテクニカルの問題は別だけどね。
いまだにどうしてああなったか誰も明確に答えられないとか、ジャッジの見解は出てこないとか・・・
いつ変わるかもわからないルールの中で日々怪我と隣り合わせの練習をしてる選手の身になってほしい。
もうあんな風に、フィギュアスケートという競技自体に水を差されることがないように祈ります。


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