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世界選手権 [フィギュアスケート]

世界選手権、お疲れさまでした。

今シーズン、表現面で自己満足する演技をしたいと始まって、でも試合をしていくうちに勝負したい気持ちがNHK杯で再び現れ、「一番身近な人に、満足してもらえるかを大切にしたい」と、「ステファンと共に」競技に向き合うとファイナルの後に語ってくれてたよね。
全日本前には表現だけでなく勝負事としてジャンプも頑張ると話していた一方で、ジャンプの練習が多くなりストレスを感じるということも話していたから、このシーズン中にも本当に色々な気持ちで揺れ動いてたんだと思う。

フリーはその揺れ動きがそのまま表れたような演技だったかな。
試合まえの練習から特に冒頭二つのジャンプがあまりうまくいってなかったみたいだから、不安があった?
感情を込めて演技したい、ステファンに喜んでもらいたいという気持ちが強すぎていつも通りが出来なかった?
それとも突発的ななにか??
わからないけど、でもそれでもその時出来ることを最後までやり通したのはわかる。
失敗してもとどまることなく気持ちを切らさず滑り続ける姿はこれまでの昌磨くんのスケート人生そのものだったよ。


昌磨くんがこれまでものすごく努力してきたのわかるから、ファンとしてはここでフリーの完成した演技を見てみたかった。
昌磨くんに満足してほしかった。
そこはすごく残念。
でもそのかわりショートはものすごいものを見せてもらった。特に今シーズン苦戦していた4回転フリップを完璧に決めたときは本当に嬉しかったな。
ショートはまさに技術と芸術の融合だったと思う。あんな演技をありがとう。


ただ、ちょっと寂しいかなやっぱり。
昌磨くんも競技者なのにもう解説者みたいに俯瞰でスケート界や後輩たちを見ている発言も多く、競技から離れる準備をしているのかなと思えることも多かったから。
もう今までとは違う心境なんだなあと切なく思いながら見ていた一年だったな。

いつもならリベンジを来年がんばれって思うけど、もっと現役の姿見たいけど、
でももうすでにものすごく頑張ってるし、長年4回転フリップのような高難度ジャンプ跳び続けてきて、ジュニアの頃から休まず日本代表として戦ってきて、心身共ぎりぎりかもしれないと思うと何も言えないや。
続けてくれればもちろん泣いて喜ぶし、そうじゃなくても新しい世界で滑る昌磨くんのスケートも実はものすごく楽しみでもある。でもものすごく寂しい。。。
とにかく今はしっかり休んで、おいしいもの食べて、大好きな人たちと過ごして、じっくりと心の声を聞いてほしいなと思います。


いい演技したら嬉しいけど、だめな演技してもすごいにこやかな人っていいなって思う。 むしろ失敗した時ほど笑顔でいたいですね、今後は。

ナウボイスでシーズン前に話してたね。体現してくれてありがとう。
重圧から解き放たれたような笑顔だった。
そして後輩たちの演技を嬉しそうに称えてる昌磨くんの姿が誇らしく嬉しい。
うまくいったこともいかなかったことも全部、宇野昌磨選手らしさがいっぱい詰まった試合でした。





タグ:#宇野昌磨
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満足いく演技を!! [フィギュアスケート]

世界選手権、公式練習始まってます。
昌磨くん、いつも通り冷静に、熟考しながら自分のペースでうまく調整しているようで一安心。
去年はジャンプが跳べない、試合でどうなるか楽しみと自虐が出るし怪我もするしで生きた心地がしなかったので今年は(今のところ)穏やかに見ていられます。


先日、CS放送「あの時、キミは・・・」が放送され、昌磨くんの世界選手権映像をジュニアから遡ってみることが出来ました。
14歳で代表になって、そこからずっと日本代表として戦っているんだよね・・・どれだけのプレッシャーと戦ってきたんだろう。

昌磨くんが時々試合の実況をしてくれるのだけど、最初はかわいい、上手い、頑張ってるだったのが年を追うにつれ辛口になり最新の全日本フリーはダメ出しだらけ!
でもそれだけ自分に求めるものが高いんだよね。
こうして日々理想の演技を追い求めて繰り返し練習してるんだなあ。

なかでも2017年のロコを見た後の昌磨くんの感想が嬉しい。

ジャンプ以外にも全力そそいでるなっていうのが見受けられるから僕は好きです。 ちゃんとジャンプと表現が両立した良いプログラム、良い演技になってたので、こういう演技をしたいですね、世界選手権で。

昌磨くん、自分には代表作がないと前言ってたけど、「ロコ」が代表作なのでは?と昌磨くんの振り返ったこの感想を聞いて思う。
ロコは4回転フリップ、ループといった難しいジャンプも入れつつ振り付けもかっこよくて妖しげな色気もあり、硬質でありながら滑らかなスケーティング、冷静さと熱さが両立したあのプログラムは昌磨くんにしか出来ないのでは。

フィギュアスケートを体現してたのは世界ジュニアで優勝する前まで、とも言ってたね。
なんかちょっとわかる気もする。もちろんそれ以降の演技が良くないなんて思わないけど、どうしても難しいジャンプが多くなればそれに集中してしまうよね。ジャンプ抑えてるアイスショーでの昌磨くんの表現全振りの演技は凄みがあるから、それを試合で見たいと思ってしまうことは確かにある。

「ちゃんと諦める部分と諦めたくない部分が僕の中にも大きくある」
とフィギュアスケートTVのインタで話してたけど、競技者としてより良い結果を目指すためにより高得点の出るジャンプをとって、他は昔に比べるとセーブせざるをえなかったのかな。
でも最低限諦めたくない部分もちゃんと大事にやってきたからこそ、結果を残しつつも昌磨くんの演技はいつも目を引いて離せなくなる唯一無二のものになってると思う。

自分がいちばん満足のいく、後悔のない演技をしたい。 応援してくれる人のためにも自分のためにも、最善のいちばん良い試合にできたらいい


昌磨くんが目標を定めてやるって口にしたことは絶対やり遂げると思うんだ。
世界選手権、昌磨くんの思う理想の演技が出来て、「ステファンと共に」キスクラで喜び合っていますように!

タグ:#宇野昌磨
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