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全日本と会見と [フィギュアスケート]

昌磨くん、全日本優勝おめでとうございます[exclamation×2]
ファイナルに引き続いての試合、調子は維持していたようだけど、肉体的にも精神的にも疲労はあったのでは。怪我無く終えられて本当に良かった。
ベテランとして、自分の体の状態とその時のリンクの状態に冷静に対応し、今できる最大限の演技をしてくれたと思います。

特にフリーの後半の連続ジャンプ[ぴかぴか(新しい)]
曲に遅れるの承知でそれでもダブルアクセルを付けた昌磨くんに全日本にかける強い思い、気概を感じました。
無難に勝つのではなくて、1点でも多くもぎ取って力の限り挑戦して勝って、全日本を締めくくりたかったのでは。
以前、かなりのケガをしながら気迫の演技で優勝を飾ったあの時を思い出しました。
「僕の生き方」。
昌磨くんは全日本を格のある大会にしたいという強い思いで臨んでいるんだと思います。


今回、代表発表の記者会見の場で昌磨くんが逡巡しつつ「選考基準っていうのは、どういったものか僕にはよく分からないけれど、あまりうれしく思えない部分はあります」と発言しました。
具体的なことを言わなかったから意図は想像するしかなく。どうせなら詳しく話してしまえばよかったのではとも思うけど、そう思うのは私が昌磨くんに批判がいってほしくないって思うから。
昌磨くん自身は保身なんてひとつも考えてないですね。

ただ、昌磨くんは草太くんとは昔からの付き合いで今年はリンクメイトとして切磋琢磨し、NHK杯やファイナルで互いの成功を喜ぶ仲。
友野くんとも試合でもオフでも長年付き合いがあり、彼の頑張りや苦労を見てきた仲間。
昌磨くんは以前から他人を傷つけることようなことは言わない人です。誰かのために行動できる人です。そこは伝わってほしい・・・
選ばれた選手が不満なのではなく、選考基準についての明確な説明がないことに対して一石を投じたかったのではと思います。
全日本が代表選考会という意味も問いたかったのかな。


この記者会見って、毎年雰囲気が重いですよね[あせあせ(飛び散る汗)]
特に去年、オリンピック決まってやったー!な会見になるかと思ったら、なんか終始重苦しかったのを覚えてます。
緊張とかプレッシャーかなと思ってましたが、選手がどういう基準で選ばれたか選ばれなかったか、説明がされていないからもやもやするところもあったのかも、と思いました。

今回、各陣営からも事前に選手に説明を求める声が出たそうで。
そうよね、むしろ近くで選手を支えてきたコーチの方が悔しい思いをしてきたかもしれない。
そして詳しい選考過程も会見の後に発表され記事になりました。
選考結果自体は納得なので、これを事前にスケート連盟が説明すればこんなことにならなかったのではと思います。
(とはいえ例えば全日本を重視した去年とは基準が違ってないかという不満は残るけど)
今後はもっと選手ファーストで、そして選手も疑問があれば口に出来る風通しの良い雰囲気になればいいなあ。
正直、記者会見もMOIの後とかでいいような。毎年時間通りに始まらないし、選手もあんな夜遅くに大変だよ・・・


でも、全日本は例年以上にハラハラドキドキの連続でとても楽しかった!
今後が楽しみな若い選手もたくさん見つけられました。
シーズン後半の試合でも選手みんなが満足する演技が出来るよう、応援しています。

タグ:#宇野昌磨
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