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「決意 〜To Reach Further〜」を見て [フィギュアスケート]

昌磨くんの演技集第2弾「決意 〜To Reach Further〜」。
第1弾はは少年から青年への成長を見守る感じでしたが、今回はそこから大人へと成熟していく過程を振り返る内容でした。
ステファン、デミさんといった近くで昌磨くんの努力を見てきた人たちの話を聞けるのは嬉しい。

そして、昌磨くん、改めてうまくなったなあと思う[ぴかぴか(新しい)]

表現面なんかすごく進化してる。
特に手の使い方が去年からうまくなった。
演技してるとき、手がすごく大きく見えるのよね。そして雄弁。
背中も良く動いてるし、昌磨くんの関節は足首だけでなく、全身うねうね柔らかいんだなあと。
あとは腕の動きが、肩から動くようになった。腕が滑らかに動くようになった。
平昌シーズン前、昌磨くんがステファンに表現のアドバイスを求めてて、ステファンは体の中心から動かすようにってアドバイスしてたんだよね。
それが今、体現出来てるんじゃない?

でも、表現面って、ジャンプに気を取られてるとなかなか試合では難しいよね。
昌磨くん比で、平昌オリンピックシーズンとその翌シーズンは、ジャンプ全振り期間だったと思う。
もともと体の動き、緩急の付け方、感情の乗せ方がうまいからそれでも十分良かったんだけど、今の昌磨くんの演技を見るとあの頃はまだ表現に気を回す余裕がなかったんだなと思う。
そして今の昌磨くんでも、エキシとかでジャンプの難易度下げるとさらに表現力増し増しになるんだから、まだまだ表現面で見せてない部分があるってことよね。

全日本後のインタビューでも表現にもっと力入れたいけどジャンプ入れないと点数出ないという葛藤が語られてたけど。
客観的に見ても、昌磨くんはジャンプと表現の両立を今一番高いところで実現出来てると思うんだけど、まだまだ伸びしろありだわ[グッド(上向き矢印)]


ジャンプも、今は高さも出るしジャンプのあと流れるようになった。
平昌オリンピックの時、ジャンプの出来栄えが自分には足りないからそこを練習していくって話してた昌磨くん。
フリップなんかすごくきれいになったよね。
長い間苦戦してたサルコウも安定感あるし、平昌オリンピックで入れて以来行方不明だったループなんて、この一年はほぼ失敗なし。
そう考えると、今練習中のルッツもコツをつかんだらあっという間に出来上がるかもしれない。
怪我に気を付けつつ、出来るようになる過程を楽しんでほしいなと思います。

昌磨くんを応援してて楽しいことの一つが、上手くいかなかったあとに立ち上がっていく姿や出来なかったことを出来るようにしていく姿を見れること。
だからこそ感情移入するし、上手くいくように強く願うし、上手くいった時には自分のことのように嬉しくなる。
この演技集も、苦しい月光から笑顔のグレスピとか、悲喜こもごもあったダンオンとか、未来を感じさせるボレロとか、その時の感情を思い出しながら楽しむことが出来ました[ぴかぴか(新しい)]



タグ:#宇野昌磨
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