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ワンピースオンアイスすごかった・・・ [フィギュアスケート]

ワンピースオンアイス、終わってしまいました・・・楽しかったなあ
配信を見ながら余韻に浸っています。

本当にキャストみんながキャラになりきっていてすごかった。
ゾロは刀三本腰につけてる時点で動きにくそうなのにかっこよく滑ってたよね。
居合のために刀を鞘に納めるあの一連の動作が個人的に大好きなので、テンション上がった!

サンジはもう見た目がサンジ。アニメ体形の人ってほんとにいるのね。。
高志郎くんてSOIの群舞でもひときわ目立ってたよね。背だけじゃなくて、所作が洗練されてるというか周りすごいメンバーでも全然引けを取らないなと思ってたので、今回のショーでついに見つかった感。
ショー始まる前に「サンジになる」って言ってた通りの仕上がりでした。

ウソップはもうそのまんまで何も言えないー
フィナーレでいつも軽いジャンプをポンポン跳んでてすごかった。
チョッパーはとにかくかわいい。特に最後ビビとの別れのシーンでしょぼんとなってるのがほんとかわいい。

ナミは見た目も普通の女の子で特別に目立つ能力があるわけではないから難しい役だと思うけど、望結ちゃんが元気溌剌に盛り上げてくれました。
コーザの友野くんもかっこよかった。明るいプログラムを滑るイメージだけど、ロクサーヌとか合ってたし、明るい曲でも終盤の爆速コレオはいつも熱い気持ちがびんびんと伝わってくるから合うと思ってた。
あと衣装がおしゃれでかっこいいのもおしゃれ番長友野くんに似合う。

他にも、カルーはとにかく癒しだしボンちゃんは振り切っててさすが理華ちゃんだしペルはかっこいいしもう書ききれない・・・
これは?っていう役が一人もいなかったの。みんな見た目も動きもアニメから出てきたみたいだった。

今回一番大変だったのは「チーム超多忙」の昌磨ルフィ、真凜ビビ、無良クロコダイルだと思う。
滑りも演劇的表現も求められるシーンが多かった。
無良くんは、存在感がすごかった。スケーティングは滑らかで迫力もあって。マント翻す姿も悪役って感じでかっこよすぎ。
日本男子は小柄な人が多いから、今後もこういうショーには重宝されるんじゃないかな。

真凜ちゃんは、説明口調のセリフに合わせて滑るの大変だったんじゃないか?
怒り、悲しみ、苦しみ、切なさ、そして嬉しさを見事にスケートと表情で表してたと思う。
最後の祈りのダンスも素晴らしかったな・・・のびやかで、ポジションもぶれず美しい。
一人で滑ってた時とルフィが合流したときの表情の違いもあそこ毎回泣く・・・

そして昌磨くん。昌磨くんは絶対やると思ってたけど、正直想像以上だった。
ていうか想像が出来なかったのよ、あんなにくるくると表情の変わる昌磨くんが。
ぺかーっと笑ったかと思ったら真剣な顔。ボンちゃんにびっくり。お水もらって嬉しい!ビビこなくてしょぼん。戦いで怒りの感情を爆発させたりいやあもうすごかった。

戦いの時の顔は、競技の時の顔に通じるものがあったかな。ただひたすらかっこいいわ。
終盤の戦いでの体の動かし方はアリアの上半身荒ぶるステップに通じるものがあったし、力強い腕の動きや闘志むき出しの表情はシニアデビューの頃のトゥーランを思い出した。
そしてあの体の柔らかさ。腰を落とした姿勢。完璧な音ハメ。殴られて倒れる時のタイミング、荒い息遣いに合わせて動く体・・・
ルフィも服装シンプルだし武器もないし、生身の人間は腕とか伸ばせないしで難しいキャラだと思うけど、全身でルフィだったね。

前、デミさんだっただろうか、昌磨くんは見たものを自分の体で再現するのがうまいというようなことを言ってたと思う。
今回のショーもルフィをやっていた方が指導に入ってたということなので、素晴らしいお手本があって、それをしっかり再現できる昌磨くんだからこそ「まんまルフィ」の動きになったのかなと。
戦いの時の独特の構えのポーズとか、腕が伸びて戻ってきたときの腕の動きとか、ほんとすごかったよ。

昌磨くんとルフィ、一見反対なようでやっぱり似てるよね。
みんなが反乱軍を止めに行こうとしたところで本質をついてくるところ。
昌磨くんも時々「え!?」っていう発言があるけど理由をきくとなるほど確かになって思うこと多いと思う。
そして、なぜビビのために命を懸けて戦うのかというクロコダイルから問い詰められて「仲間だろうが!!」って答えるところ。
昌磨くんも家族とか周りの大切な人のことは絶対守って大事にするタイプだよね、自分の損得考えないところも。
そしてクロコダイルとの戦いで、何回も倒れて転がって、でも立ち上がって向かっていく諦めない気持ちの強さもそう。
昔トリプルアクセルが出来なくて1日で100回転んだというエピソードを思い出してその姿を重ねて泣きそうになった。
しかも戦う相手が跳べるきっかけを与えてくれた無良くんだというのがまた・・・

それから、「ルフィが決めたならついてく」っていう一味からの信頼感。
今回、キャスト陣からは船長の頑張っている姿に引っ張られたという言葉が何回も出てきてた。
この人のために何かしてあげたい、この人と一緒に頑張りたい、そしたらもっと良くなるっていう信頼。
チーム宇野はまさにこんな感じでいつもお互いに助け合い信頼し合ってるよね。


昌磨くんの表現力は定評あったと思うけど、今回こんなことも出来るんだということを知らしめた感じ。
難しそうなことでも練習して突き詰めてより良いものを作り上げることが出来るという信頼感に、それに周囲が引っ張られていく相乗効果。
昌磨くんだけじゃなく、フィギュアスケーターがここまで出来るっていうことを示せた一つのショーになったと思う。
今までフィギュアスケートをあまり知らなかった方にもスケートの魅力、凄さ楽しさが伝わり、中には試合や他のショー、スケーター自身に興味を持ってくれた方もいて嬉しい。
「フィギュアスケートの魅力を体現したい」って語ってた昌磨くん。今回その手ごたえは得たんじゃないだろうか。

素晴らしいエンタメをありがとうございました!
またみんなで航海できる日がくるといいなあ。


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