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宮部みゆき 「模倣犯」「英雄の書」 [読書]

宮部みゆきの本も色々読んでます。「レベル7」とか、「火車」とか。

一番面白かったのはやっぱり「模倣犯」ですね。

私のイメージでいうと・・・
なんかいろいろ裏の顔を持ってるけど、人気者の出来杉くんとそれに寄りかかってばっかのスネ夫。
それから二人に利用されてしまった気が優しく要領の悪いのび太。
のび太を信じている妹・しずかちゃんは結局出来杉くんに取り込まれしまう。

被害者側だけじゃなくて、加害者側の過去も出てきて、ちょっとスネ夫には共感してしまったり。
長い話だけど全然飽きませんでした。

最後、しずかちゃん(妹)が死んじゃうのはちょっといただけないなあ。
せめて心が病んで、外国とか遠いところにひっこんでしまう、ぐらいにしておいて欲しかった。
だって、のび太くんもいなくて、救いようがないじゃない。。

あとは「英雄の書」」も面白かったです。

ファンタジーはあんまり読まないんだけど・・・これは、なんかゲームを見ているみたい。RPG。
主人公の女の子が、魔法が使えるようになって、お供が増えていき、途中敵をやっつけたり謎解きをしたりしながらラスボスを目指す、みたいな。

主人公ユーリは、年の割にはしっかりしすぎじゃん?て思うけど、まあ、ゲームなら、いいか。
「無」とか世界観がわかったようで今でもよくわかんないんだけど・・・。なのでそれを説明している前半は眠気と戦いながら読んだのですが、そのあとはテンポ良く楽しめました。
最後はちょっと悲しい終わり方になってしまうけど、ユーリの数年後の話はぜひ読みたいなと思います。


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